月3万?月5万?年収別にみる「NISAの積立額」の正解

NISA

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NISAを始めたいけど、月いくら積み立てればいいの?」——多くの初心者が最初につまずくポイントです。月3万?それとも5万?正解は人それぞれですが、判断の軸はあります。このページでは年収別の目安と「無理せず続けられる金額」の決め方をやさしく解説します。

💬 ふくおとねこたのトーク
ねこた
ねこた

ふくおさん、NISA始めたいんすけど、月いくら積み立てればいいんすか?

ふくお

いい質問だね。よく「月3万」って数字を見るけど、実は人によって正解が違うんだよ

ふくお

ねこた
ねこた

えっ、人によって違うんすか?じゃあ自分はどうすれば…

ふくお

大丈夫、目安はあるよ。基本は「手取り収入の10〜20%」。でも、それより大事なルールがあるんだ

ふくお

ねこた
ねこた

大事なルール!?気になるっす!

ふくお

無理せず続けられる金額にすること」。途中でやめちゃうと意味がないからね。一緒に見ていこうか

ふくお

✏️ ふくおの体験談

月1万円から積立を始めたふくお

僕も最初は月1万円からスタートしました。当時は「正解」がわからなくて、「とりあえず続けられる金額で始めよう」と考えた結果です。

正直、月1万円って投資としては地味な金額です。でも、これがよかったと今でも思っています。「給料日に1万円が自動で消えても、生活が苦しくならない」という安心感が、続けるための土台になりました。

逆に最初から「みんな月3万って言ってるし…」と無理をした友人は、半年で家計が回らなくなって積立を停止。タイミング悪く市場の調子が悪い時期で、「もう投資はやらない」と言ったきり、二度と戻ってきませんでした。

金額より大事なのは「自分のペースで続けること」だと、今でも強く思っています。

結論:手取り収入の10〜20%が積立額の目安

まず結論から。NISAでの積立額は、手取り月収の10〜20%が一般的な目安です。

📝 積立額の目安

  • はじめての人:手取りの10%から(無理せず続けられる金額)
  • 慣れてきた人:手取りの15〜20%に増額(生活と両立しやすい範囲)
  • 余力のある人:手取りの20%以上も可(生活防衛資金が確保できていれば)

「手取り」というのがポイントです。額面年収ではなく、税金や社会保険料が引かれた実際に使えるお金から考えます。

年収別にみる「NISAの積立額」の目安

年収別に、手取り月収の10〜20%を積立額に変換すると以下のようになります。

額面年収 手取り月収の目安 積立10% 積立15% 積立20%
300万円 約20万円 2万円 3万円 4万円
400万円 約26万円 2.6万円 4万円 5万円
500万円 約32万円 3万円 5万円 6万円
600万円 約38万円 4万円 5.5万円 7.5万円
700万円 約44万円 4.5万円 6.5万円 9万円
1,000万円 約61万円 6万円 9万円 10万円

※手取り額は単身・扶養なしの会社員を想定した概算です。家族構成や控除によって変わります。NISAの「つみたて投資枠」は月10万円が上限です。

なお、年収1,000万円クラスの方が手取りの20%を投資する場合は本来12万円ほどになりますが、つみたて投資枠の月10万円上限を超える分は、成長投資枠でのスポット買付や追加積立で調整するのが王道です。

💡 シンプルな決め方
迷ったら「毎月、給料日にこの金額が消えても生活に支障が出ないか?」を基準に。少しでも不安があれば、もう一段下げてOK。少なすぎるのは問題ありません。「ゼロ」だけが問題です。

なぜ「手取りの%」で決めるのか

家計とのバランスが取れる

収入は人それぞれ違うのに、「みんな月3万」のような絶対額の目安には意味がありません。手取り20万円の人にとっての3万円と、手取り60万円の人にとっての3万円では、家計に与える影響がまったく違うからです。

「手取りの何%」という相対的な指標で考えれば、自分の収入に応じた無理のない金額が見えてきます。

生活防衛資金との両立

NISAで積み立てる前に、まず生活防衛資金を確保しておくのが鉄則です。

📝 生活防衛資金の目安

  • 会社員:生活費の3〜6ヶ月分
  • 自営業・フリーランス:生活費の6〜12ヶ月分

例えば月20万円で生活している会社員なら、最低60〜120万円は預貯金として確保。これがないまま投資に全振りすると、急な出費(病気・転職・家電の故障など)で投資を取り崩すハメになり、そのタイミングが暴落中だったら最悪のケースになります。

続けられないと意味がない

長期・積立・分散の3つの中でも、特に「長期」が複利を効かせる最大のカギ。途中でやめてしまえば、その効果は途切れてしまいます。

「無理して月5万で半年で挫折」より、「ゆとりある月2万で30年継続」のほうが、結果的に資産は大きく育つことが多いんです。

月3万円を30年積み立てたらどうなる?

具体的にイメージするために、毎月3万円を年利5%で30年間積み立てた場合のシミュレーションを見てみましょう。

毎月3万円・年利5%・30年積立シミュレーション
05001,0001,5002,0002,500資産(万円)0年5年10年15年20年25年30年2,496万円1,080万円年利5%で運用積立元本のみ
経過年数 元本(積立合計) 運用後(年5%・複利) 差額(運用益)
10年 360万円 約465万円 +105万円
20年 720万円 約1,232万円 +512万円
30年 1,080万円 約2,496万円 +1,416万円

30年継続できれば、元本1,080万円に対して約1,416万円の運用益。これが複利の力です。毎月一定額で長く積み立てるドルコスト平均法複利の組み合わせが、長期投資の王道なんです。

※あくまでシミュレーションです。実際の運用成績は変動します。年5%は全世界株式の長期平均的な期待リターンを参考にした想定値で、保証されたものではありません。

やってはいけない3つの積立額の決め方

⚠️ 失敗パターン

  1. 生活防衛資金を削って積立に回す
    急な出費で、暴落中に売却するハメになる最悪のシナリオ
  2. 借金してまで積立額を増やす
    住宅ローン以外の借金がある人は、まず返済が先。借金の利息>投資リターンの可能性が高い
  3. 「みんなと同じ月3万」で決める
    SNSや記事で見た金額に合わせるのは危険。自分の家計に合った金額を選ぶ

特に③は要注意。「月3万」「月5万」というキリのいい数字は記憶に残りやすいけれど、それが自分の収入に合っているとは限りません。「みんな」ではなく「自分」基準で決めましょう。

積立額は「変えていい」ことを忘れずに

もう一つ大事なポイント。積立額は途中で何度でも変更できます。ライフステージや収入の変化に応じて、柔軟に調整するのが健全な運用です。

💡 積立額を見直すタイミング

  • 昇給・転職で手取りが増えたとき → 増額を検討
  • 結婚・出産で固定費が増えたとき → 一旦減額もOK
  • 住宅購入・引っ越しで支出が増えるとき → 一時的に停止も可
  • ボーナスが出たとき → 単発でスポット買付も可(成長投資枠を活用)

始めたら一生同じ金額」と思い込まなくて大丈夫。状況に合わせて変えていけば、長く続けられます。

✏️ ふくおの体験談

積立額を段階的に増やしてきたふくお

僕の積立額は、こんなふうに段階的に変えてきました。

1年目:月1万円(生活防衛資金がまだ少なかったので少額スタート)
3年目:月3万円(生活防衛資金が貯まり、家計に余裕が出てきた)
5年目:月5万円(昇給と固定費見直しで、無理なく増額できた)
現在:月10万円くらい(ボーナス時のスポット買付も含めると、年間で月平均このくらいの水準)

大事なのは、毎年「無理していないか?」を確認しながら少しずつ上げていったことです。一気に上げて家計を圧迫するより、ゆっくりギアを上げるほうが結果的に長く続きました。

NISAのつみたて投資枠の上限は月10万円。僕もまだ上限ぴったりまでは安定して投入できていないのが正直なところです。それでも、何年も続けてきた積立元本と運用益が、確実に資産を底上げしてくれているのを実感しています。

逆に、月3万からスタートして「やっぱりキツい」と感じたら月1万に下げる勇気も大事です。減額は失敗ではなく、続けるための賢い選択だと思っています。

💬 ふくおとねこたのトーク
ねこた
ねこた

なるほど、最初は月1万でも全然いいんすね。なんか安心したっす

ふくお

うん、むしろ最初は控えめのほうがいいくらい。続けることが何より大事だからね

ふくお

ねこた
ねこた

でも月1万だと、なんか少なすぎる気もするっす…意味あるんすかね?

ふくお

意味あるよ。月1万でも30年続ければ年5%運用で約832万円になる。何より「投資の習慣を作る」っていう一番大事なステップを踏めるんだ

ふくお

ねこた
ねこた

習慣が一番!自分も無理しない金額から始めて、慣れたら増やしていくっす!

ふくお

その姿勢があれば大丈夫。金額より「続けられる仕組み」を作ることが最初のゴール。一緒に進めていこう

ふくお

まとめ|「正解」は他人ではなく自分の家計に聞く

📝 この記事のポイント

  • 積立額の目安は手取り月収の10〜20%
  • 絶対額(月3万など)よりも%で考えるほうが家計に合う
  • 始める前に生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)を確保
  • 金額より「無理せず続けられること」が最重要
  • 積立額はいつでも変更OK。ライフステージに応じて調整
  • 月1万からでも30年続ければ約832万円に。「ゼロ」より「少額」を選ぶ

「いくら積み立てればいいか」の答えは、SNSや友人ではなく、あなたの家計簿の中にあります。手取りを確認して、無理のない金額を決めて、まずは小さく始めてみましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q. ボーナスから一括で積み立てるのはアリ?

A. アリです。成長投資枠はスポット買付ができるので、ボーナス時にまとめて投入する人も多いです。ただし「長期・積立・分散」のメリット(時間分散)が薄れる点は理解した上で。毎月の積立をベースに、ボーナス月だけ少し増やす程度がバランス良いです。

Q. 途中で積立額を増やしたり減らしたりできる?

A. はい、何度でも変更できます。SBI証券・楽天証券ともにマイページで簡単に金額変更が可能。減額・停止も自由にできるので、家計の状況に応じて柔軟に。

Q. 月1万円でも本当に意味ある?

A. 大いにあります。月1万円を年利5%で30年運用すると、元本360万円が約832万円に。さらに大事なのは「投資の習慣」と「相場の値動きに慣れる経験」。これは金額の大小にかかわらず得られる、お金以上の財産です。

Q. 月10万円より多く積み立てたい場合は?

A. NISAのつみたて投資枠は月10万円が上限ですが、成長投資枠(年240万円)も併用すれば、月最大30万円まで積立可能です。年間合計360万円、生涯1,800万円までが非課税枠の上限です。

※本記事は情報提供を目的としており、特定商品の購入推奨ではありません。シミュレーションの数値は想定リターンに基づくもので、将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
詳細は 免責事項 をご確認ください。

最終更新日:2026年5月10日

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