※2026年6月時点の制度・情報です。特定商品の推奨や、将来の利回りを保証するものではありません。
- NISAを始めたけど、「これで合ってるのかな」と不安
- 暴落したら、つい売ってしまいそう
- 「NISAなら絶対儲かる」と聞いて、ちょっと信じてる
- 失敗してお金を減らすのが、とにかく怖い
→ ひとつでも当てはまったら、この記事で「やってはいけないこと」が先に分かって安心できます。
- NISAで初心者がやりがちな7つのNG行動
- なぜそれがダメなのか=失敗の理由
- NISA特有の落とし穴(損益通算できないなど)
- NGを避けるためのシンプルな原則
ふくおさん、NISA始めたんすけど、なんか「やっちゃいけないこと」がありそうで、ずっとソワソワするっす…
その感覚、大事だよ。NISAは初心者にやさしい制度だけど、いくつか”やりがちなNG”があってね。先に知っておくだけで、こわい失敗はほぼ避けられるんだ
えっ、NISAでも失敗ってあるんすか!?非課税だから安心だと思ってたっす
非課税なのは大きな武器。でも”NISA=絶対儲かる”ではないんだ。値動きのある商品で運用するから、使い方次第で損もする。だからこそ先回りが効くんだよ
こわいけど、知っておきたいっす…!その7つ、教えてほしいっす
うん、ひとつずつ見ていこう。どれも”知ってれば避けられる”ものばかりだから、構えなくて大丈夫だよ

僕がお金で一番痛い思いをしたのは2018年。NISAではありませんが、株やFX、仮想通貨に一気に手を出して、短期の売買を繰り返した結果、130万円を失いました。値動きを毎日追いかけて、上がれば焦って買い、下がれば慌てて売る。完全に振り回されていました。
あのとき身に染みたのは、「やってはいけないこと」を知らずに飛び込むと、こんなに簡単にお金は減るんだ、ということ。逆に言えば、NG行動さえ避ければ、大きな失敗のほとんどは防げる。これから挙げる7つは、当時の僕に一番伝えたいことでもあります。
NISAでやってはいけない7つのNG行動
順番に見ていきましょう。どれも「なぜダメか」と「どうすればいいか」をセットにしているので、構えずに読んでくださいね。
① 暴落で慌てて売る(狼狽売り)
いちばん多い失敗がこれ。価格が大きく下がると不安になって売ってしまい、下落を”確定”させてしまうパターンです。過去の暴落も、売らずに積立を続けた人は時間をかけて戻ってきました(将来を保証するものではありません)。下がった時こそ、同じ金額で多く買える時期でもあります。くわしくはNISAが暴落したときの対処もどうぞ。
② 短期で売買を繰り返す
NISAの非課税メリットは「長期で育てる」ほど大きく効きます。短期で売り買いを繰り返すと、そのたびに売買のタイミングを当て続ける必要があり、インデックスのような商品でも、短期の売買で利益を出し続けるのは簡単ではありません。NISAは”ほったらかし”でこそ強い、と覚えておきましょう。
③ 生活防衛資金まで投資に回す
手元の現金をすべて投資に回すと、急な出費や暴落のときに「売りたくないのに売る」事態に追い込まれます。まずは数ヶ月分の生活費を現金で確保。守りを固めてから、余裕資金で投資するのが鉄則です。
④ 高リスク商品に偏る(レバレッジ・毎月分配・一点集中)
成長投資枠では幅広い商品が買えますが、初心者がレバレッジ型・毎月分配型・テーマ株の一点集中などに偏るのは要注意。値動きが激しかったり、長期の分散から外れたりしがちです。初心者の土台は低コストで広く分散されたインデックス。商品の選び方は投資信託の選び方でくわしく。
ここまでで、もう4つ。意外と”やりがち”なことばっかりっす…。残りも気になるっす
残りはNISAならではの落とし穴が多いよ。とくに”損益通算できない”は知らない人が多いから、しっかり押さえておこう
損益通算…?なんだか難しそうな言葉が出てきたっす
大丈夫、かみくだいて説明するね。要は”NISAの損は、税金の計算で助けてもらえない”ってことなんだ
⑤「NISAなら絶対儲かる・元本保証」と思い込む
NISAは”税金がかからない制度”であって、”儲けを保証する制度”ではありません。中身は値動きのある投資商品なので、元本割れもあり得ます。「非課税=安全」と思い込むと、リスクの取りすぎにつながります。NISAは器、何を入れるかは自分次第です。
⑥ 含み損で慌てて売る(NISAは損益通算できない)
これがNISA特有の落とし穴。通常の課税口座(特定口座など)なら、損失を他の利益と相殺して税金を減らせます(損益通算)。でもNISA口座の損失は、他の口座の利益と損益通算できません。つまり、含み損であわてて売ると、非課税枠を使ったのに何の税メリットもなく損だけ確定することに。だからこそ、狼狽売りはもったいないんです。
NISAは売却すると、その分の非課税枠(簿価ベース・生涯1,800万円)が翌年に復活します。でも「枠が戻るから」と含み損で売るのは、枠復活のメリットより損失確定のデメリットが大きいことが多いです(2026年6月時点の制度)。枠の復活は”使い切った後の長期戦略”の話、と考えておきましょう。
⑦ 口座を開いただけで、結局始めない
最後は、いちばんもったいないNG。「いつかやろう」で口座を開設したまま、積立を設定せず放置——これでは何も始まりません。“何もしない”の機会損失は、通帳に出ないから気づきにくい。まずは少額でも積立を1つ設定する。それだけで、時間を味方につけるスタートが切れます(投資しないリスクもどうぞ)。

130万円を失ったあと、僕がやったのは「逆をやる」ことでした。短期売買をやめて長期に。一点集中をやめて分散に。値動きを毎日見るのをやめて、ほったらかしに。やってはいけないことを、ただ一つずつ手放しただけです。
すると不思議なもので、お金のことで消耗しなくなり、資産も時間をかけて育っていきました。派手なテクニックは何もいりません。NG行動を避けて、淡々と続ける。それだけで、初心者の投資はぐっと安全になります。失敗は、避け方さえ知っていれば、こわくないんです。
7つ全部聞いて、なんか逆に安心したっす。”やらないこと”がハッキリしてるって、心強いっすね
そうなんだ。投資って”何をするか”より”何をしないか”のほうが大事なくらい。NG7つを避けるだけで、もう大きな失敗の道は外せてるよ
でも7つもあると、素人の自分は全部守れる自信ないっす…。結局いちばん大事なのって、何なんすか?
「低コストの分散インデックスを、無理のない額で、淡々と積み立てて、売らない」。これに尽きるよ。シンプルだけど、これが一番強いんだ
自分にもできそうっす!NG避けて、淡々といくっす
それでいい。失敗は、避け方を知っていればこわくない。一緒にゆっくり続けていこう
まとめ|投資は「何をしないか」で大きく決まる
- ①狼狽売り ②短期売買の繰り返し ③生活防衛資金まで投資 ④高リスク商品に偏る
- ⑤「絶対儲かる・元本保証」の思い込み ⑥含み損で慌てて売る(損益通算できない)⑦開設だけで始めない
- 低コストの分散インデックスを、無理のない額で、淡々と積み立てて、売らない
- 生活防衛資金は現金で確保。NISAは”長期でほったらかす”ほど強い
- 「非課税=安全」ではない。元本割れもある前提で、リスクを取りすぎない
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※本記事は2026年6月時点の制度・情報に基づく一般的な解説で、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資は値動きのある商品で運用するため元本割れの可能性があります。税制・NISA制度の詳細は金融庁や各証券会社の最新情報をご確認ください。投資判断はご自身の責任でお願いします。
よくある質問(FAQ)
Q. NISAで損が出たら、税金は安くなりますか?
A. なりません。通常の課税口座なら損失を他の利益と相殺(損益通算)して税金を減らせますが、NISA口座の損失は損益通算も繰越控除もできません。これがNISAの数少ない弱点です。だからこそ、含み損での狼狽売りはもったいないと言えます。
Q. 売ったら枠が復活するなら、こまめに売買してもいい?
A. おすすめしません。復活するのは生涯投資枠(簿価1,800万円)で、しかも翌年です。年間投資枠(360万円)は売買では戻りません。短期売買はタイミングを当て続ける必要があり、利益を出し続けるのは難しいので、NISAは長期保有でこそメリットが活きます。
Q. 暴落が怖いです。どうすればNG(狼狽売り)を避けられますか?
A. ①生活防衛資金を現金で確保しておく ②世界に分散したインデックスを積み立てる ③ニュースで口座を頻繁に見ない——この3つで、暴落時に売りたくなる気持ちはかなり抑えられます。「下がった時は安く買えている」と思い出すのも効果的です。
Q. 結局、初心者は何を買えば失敗しにくい?
A. 低コストで全世界株や全米株に分散されたインデックスファンドを、無理のない額で積み立てるのが王道です。具体的な選び方は投資信託の選び方を参考にしてください。
※本記事は2026年6月時点の制度・情報をもとにした一般的な解説であり、特定の金融商品の売買や投資手法を推奨するものではありません。NISA制度・税制は改正される場合があり、最新・正確な情報は金融庁や各証券会社の公式情報でご確認ください。投資は元本割れの可能性があり、投資判断はご自身の責任でお願いします。
詳細は 免責事項 をご確認ください。
最終更新日:2026年6月12日














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