「eMAXIS Slim」って結局どれを買えばいい?初心者が迷わない選び方

NISA

※ 本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

インデックスファンドを買おう」と決めても、いざ証券会社で検索すると「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」だけで何種類も出てきて固まってしまう——これは初心者がほぼ全員ぶつかる壁です。でも安心してください。初心者が実際に候補にするのは、この中の数本だけ。この記事では、eMAXIS Slimシリーズの「中身の違い」を整理して、どれを選べばいいかが3分で決まるように解説します。
💭 こんなことで止まっていませんか?
  • eMAXIS Slimが何種類もあって、どれが自分向けか分からない
  • 「オルカン」と「S&P500」、結局どっちを選べばいいの?
  • 「バランス型」って書いてあるけど、初心者向けなのか不安
  • コスト(信託報酬)の細かい数字を見比べて、逆に動けなくなっている

→ ひとつでも当てはまったら、この記事で「自分が選ぶべき1本」がはっきりします。

  • そもそもeMAXIS Slimとは何かと、なぜ初心者に人気なのか
  • 初心者が候補にする主要4本の「中身」の違い
  • タイプ別「選ぶならコレ」の決め方
  • 商品選びでやってはいけないこと(似た2本を重複買いなど)

💬 ふくおとねこたのトーク
ねこた
ねこた

ふくおさん、「eMAXIS Slimがいい」って聞いて検索したら、似た名前が何個も出てきて、もう何が何だか分からないっす…

ふくお

あはは、みんなそこで止まるんだよね。でも大丈夫。初心者が実際に選ぶのは、その中のほんの数本だけなんだ

ふくお

ねこた
ねこた

えっ、全部から選ばなくていいんすか!? じゃあ違いって、どこを見ればいいんすか?

ふくお

見るのは「中身(どこに投資するか)」だけでいい。コストはどれもすごく低いから、そこで悩む必要はほとんどないんだ

ふくお

ねこた
ねこた

中身だけ見ればいいって、なんか急にラクになったっす! お願いするっす!

ふくお

うん、一緒に整理していこうか。読み終わるころには、自分の1本が決まってるはずだよ

ふくお

✏️ ふくおの体験談

商品名がどれも似ていて選べず固まるふくお

正直に言うと、僕も投資を始めた当初は、この「商品選び」でしばらく止まっていました。どれも名前が似ていて、ちょっとずつ違う。「間違えたら大損するかも」と思って、結局どれも選べないまま、何週間も口座に入金だけして放置していたんです。

でも後から振り返ると、あれはほとんど時間のムダでした。初心者が候補にする数本は、どれを選んでも「世界か、米国か」くらいの違いで、大きく外すような選択肢はそもそも入っていなかったんです。完璧な1本を探すより、納得できる1本を選んで早く始めるほうが、ずっと大事でした。この記事を読めば、そこで止まらずに進めるはずです。

そもそも「eMAXIS Slim」って何?

eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンドのシリーズ名です。特定の1つの商品ではなく、「全世界株式」「米国株式」など投資先の違うファンドが何本もある”シリーズ”だと考えてください。検索で何種類も出てくるのは、このためです。

初心者に人気の理由はシンプルで、シリーズ共通の方針として「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」と公式に掲げていること(※あくまで方針であり、最低水準であることや達成を保証するものではありません)。投資信託を長く持つときに地味に効いてくる信託報酬(保有中ずっとかかる手数料)が低く抑えられているため、長期の積立と相性がよいシリーズとして広く選ばれています。

⚠️ コストの「数字」で消耗しないで。
eMAXIS Slimの主要なファンドは、いずれも年0.1%前後かそれ以下という非常に低い信託報酬の水準です(2026年5月時点の概況)。正直、この水準まで来ると小数点以下の差は初心者がリターンを実感できるレベルではありません。コストの細かい比較より「中身」で選びましょう。最新・正確な信託報酬は各ファンドの目論見書・月次レポートでご確認ください。

初心者が候補にする「主要4本」の中身

シリーズには多くのファンドがありますが、初心者が現実的に候補にするのは次の4本くらいに絞れます。違いは「どこに投資するか(中身)」です。まずは全体像を見てみましょう。

初心者が候補にする eMAXIS Slim 主要4本1全世界株式(オルカン)🌍世界中の株にまるごと分散。これ1本で先進国も新興国もカバーできる。迷ったらコレの定番2米国株式(S&P500)🇺🇸アメリカの代表的な約500社にまとめて投資。米国の成長に賭けたい人に。米国に集中したい人3先進国株式🌐日本を除く先進国が中心。新興国を外したい人向け。中身は米国比率が高め。先進国に絞りたい人4バランス(8資産均等型)⚖️株式だけでなく債券・不動産も含め8種類に均等分散。値動きを抑えたい人に。値動きをマイルドに※上記はシリーズの一部。ほかに「全世界株式(除く日本)」など派生もあります

① 全世界株式(オール・カントリー)=通称「オルカン」

1本で世界中の株にまるごと分散できるファンド。先進国も新興国も含み、これ1本で世界経済全体の成長を取りにいくイメージです。「どこか1国に賭ける」のではなく「世界全体に乗る」考え方なので、初心者がいちばん迷ったときの定番とよく言われます。

② 米国株式(S&P500)

S&P500は、アメリカを代表する約500社に投資する指数。「これからも米国経済が世界を引っ張る」と考える人に選ばれます。オルカンと比べると米国だけに集中する分、伸びるときの勢いも、下げるときのブレも大きくなりやすいのが特徴です。

③ 先進国株式

日本を除く先進国の株が中心。新興国は外したいけれど、米国だけに偏るのも避けたい、という人の中間的な選択肢です。ただ中身は結局米国の比率が高めになるため、S&P500との性格は意外と近くなります。

④ バランス(8資産均等型)

株式だけでなく、債券や不動産(REIT)を含む8種類の資産に均等に分散するファンド。株式100%のオルカンやS&P500に比べて値動きがマイルドになりやすいのが魅力です。一方で、債券などを含むぶん、大きく上昇する局面では株式型より伸びにくい傾向があります。値動きの不安を抑えたい人向けです。

💬 ふくおとねこたのトーク
ねこた
ねこた

オルカンとS&P500、どっちも良さそうで迷うっす。両方買っちゃえば最強じゃないっすか?

ふくお

あ、それよくある勘違いなんだ。オルカンの中身は半分くらいが米国だから、S&P500と両方買うと「米国を二重に持つ」ことになって、思ったほど分散にならないんだよ

ふくお

ねこた
ねこた

えっ、重なってたんすか! じゃあ欲張らずに、どっちか1本に決めたほうがいいってことっすね

ふくお

そういうこと。基本は「株式型から1本」でシンプルにいくのがおすすめ。次は、タイプ別にどれを選ぶか見ていこうか

ふくお

タイプ別「選ぶならコレ」

中身が分かったら、あとは自分の考え方に合わせて選ぶだけ。「正解」はありませんが、初心者が決めやすいように方向性を整理します。

こんな人 向いている1本
とにかく迷う・1本で世界全体に乗りたい 全世界株式(オルカン)
これからも米国が強いと考える 米国株式(S&P500)
新興国は外したいが米国偏重も避けたい 先進国株式
値動きが不安・なるべくマイルドにしたい バランス(8資産均等型)

下の図は、4本の「リスク(値動きのブレ幅)」と「期待リターン」のおおよその位置関係をイメージで示したものです。一般に、リターンを狙うほど値動きのブレも大きくなる、という関係があります。

リスクとリターンの位置関係(イメージ)リスク(値動きのブレ幅)→ 大きい期待リターン → 高い8資産バランス先進国株式オルカンS&P500新興国株式※位置はあくまでイメージ。将来のリターンやリスクを保証・予測するものではありません

このイメージのとおり、株式100%のオルカンやS&P500は期待リターンが高めな分ブレも大きく、8資産バランスはブレが小さめな分リターンも控えめになりやすい、という関係です。どちらが良い・悪いではなく、「値動きにどれくらい耐えられるか」で選ぶのがポイント。値動きのブレ(リスク)に不安があるなら、最初はバランス型から始めて慣れていく、という選び方もアリです。

やってはいけない「商品選び」3つ

⚠️ 初心者がやりがちなNG

  • 似た2本を「分散のつもり」で重複買い:オルカン+S&P500は中身の米国が大きく重なります。1本でOK。
  • コストの小数点以下だけで決める:eMAXIS Slim主要ファンドの差はごくわずか。中身で選ぶほうが大事。
  • 値動きが気になって短期で乗り換える:商品を頻繁に変えると長期の複利が活きません。決めたら積立(ドルコスト平均法)で続ける。

逆に言えば、「株式型から1本選んで、低コストのまま、淡々と積み立て続ける」——これさえ守れば、商品選びで大きく失敗することはまずありません。銘柄選びと積立額の決め方をもっと知りたい人は 何を買う?銘柄選びと積立額の記事 もあわせてどうぞ。

✏️ ふくおの体験談

全世界株1本に絞って積立を続けるふくお

あれこれ悩んだ末、僕がたどり着いた答えは拍子抜けするほどシンプルでした。全世界に分散する株式インデックスを軸に1本、あとは無理のない金額でコツコツ積み立てる。今もこのスタイルを続けていて、月10万円ほどを淡々と積み立てています。

2020年のコロナショックでは、一時的に50万円ほどの含み損を抱えました。でも商品を乗り換えたり慌てて売ったりせず、ただ積立を止めずに持ち続けたら、数か月で戻っていきました。あのとき学んだのは、「どれを選ぶか」で消耗するより、「選んだ1本を続けられるか」のほうがずっと結果を左右するということ。商品選びは、満点じゃなくて80点で十分なんです。

💬 ふくおとねこたのトーク
ねこた
ねこた

なんかスッキリしたっす! 自分はとりあえず迷うから、全世界のオルカン1本でいこうと思うっす

ふくお

いい選び方だよ。迷ったら全世界、ってのは王道だからね。それを低コストのまま、無理ない額で続ければOK

ふくお

ねこた
ねこた

あとで「やっぱりS&P500も気になる」ってなったら、乗り換えてもいいんすか?

ふくお

もちろん変えられるよ。ただ頻繁に乗り換えると長期の力が薄れるから、変えるなら「考え方が変わったとき」にね。コロコロは禁物

ふくお

ねこた
ねこた

りょうかいっす! もう商品名の海で溺れないっす。さっそく1本決めてくるっす!

ふくお

その意気だよ。完璧を探さず、納得できる1本で踏み出せたら、もう十分前に進んでるよ

ふくお

まとめ|「中身」で1本選べば、もう迷わない

  • eMAXIS Slimは投資先の違うファンドのシリーズ。違いは「中身(どこに投資するか)」
  • 主要ファンドはどれも信託報酬が非常に低いので、コストの小数点以下で悩まなくてよい
  • 初心者の定番は全世界株式(オルカン)。米国集中ならS&P500、値動きを抑えたいなら8資産バランス
  • オルカン+S&P500の重複買いはNG。基本は株式型から1本でシンプルに
  • 「世界全体か/米国か/値動きを抑えるか」で、自分の1本の方向性を決める
  • 低コストのまま、無理のない金額でつみたて投資枠でコツコツ積み立てる
  • もっと深掘りしたいときは 何を買う?銘柄選びと積立額の記事 を読み返す

📱 eMAXIS Slimは、主要ネット証券ならどこでも買えます

楽天証券で無料口座開設 →

楽天ポイントで投資できる・楽天経済圏の人に

完全無料スマホで開設維持費ゼロ


SBI証券で無料口座開設 →

ネット証券大手・Vポイント派や特にこだわりがない人に

完全無料スマホで開設維持費ゼロ

※投資信託は元本が保証された商品ではなく、元本割れの可能性があります。商品の選択・購入はご自身の判断でお願いします。

よくある質問(FAQ)

Q. 結局、オルカンとS&P500はどっちがいいですか?

A. どちらが正解ということはありません。「世界全体に分散したい」ならオルカン、「これからも米国が強いと考える」ならS&P500、が分かりやすい目安です。迷うなら、世界中に分散されるオルカンが初心者には選びやすいです。両者の違いは 銘柄選びの記事 でも触れています。

Q. eMAXIS Slimと、ただの「eMAXIS」は違うものですか?

A. はい、別のシリーズです。同じ三菱UFJアセットマネジメントの商品ですが、「Slim」は業界最低水準のコストを目指すシリーズで、信託報酬がより低く設定されています。長期の積立を前提にするなら、名前に「Slim」が付いているかを確認しましょう(最新のコストは目論見書でご確認ください)。

Q. 一度オルカンを買ったら、あとから変えられませんか?

A. いつでも変えられます。新しく別のファンドを買い始めることも、積立の設定を変更することも可能です。ただし、商品を頻繁に乗り換えると長期でじっくり育てる効果が薄れます。変えるなら「自分の考え方が変わったとき」に、くらいの感覚で十分です。

Q. バランス型(8資産均等)は初心者向けではないのですか?

A. 初心者向けの選択肢のひとつです。株式100%より値動きがマイルドなので、「下落が怖くて続けられるか不安」という人にはむしろ向いています。ただし、その分だけ大きく上昇する局面ではリターンが控えめになりやすい、という点は理解しておきましょう。資産配分を自分で考えるのが面倒な人にも合います。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨・勧誘するものではありません。記載のファンドの方針・コスト等は2026年5月時点の概況で、改定される場合があります。最新・正確な情報は各ファンドの目論見書・運用会社の公式情報でご確認ください。投資信託は元本割れの可能性があり、投資判断はご自身の責任でお願いします。
詳細は 免責事項 をご確認ください。

最終更新日:2026年5月30日

コメント

タイトルとURLをコピーしました