※年利は仮定の数字です。将来の利益を保証するものではありません。
- 毎月コツコツって言うけど、本当に意味あるの?と半信半疑
- 30年後なんて遠すぎて、いくらになるのか想像できない
- 「複利がすごい」と聞くけど、数字でピンと来ていない
- 無理のない金額で、どこまで増える可能性があるのか知りたい
→ ひとつでも当てはまったら、この記事の「具体的な数字」がやる気のスイッチになります。
- 月3万円・30年で、積み立てる元本の合計はいくらか
- 年利1%・3%・5%(仮定)で、30年後にいくらになるかの比較
- 複利で後半ほど伸びが大きくなる理由
- シミュレーションを見るときに勘違いしてはいけない前提
ふくおさん、月3万円って正直けっこう頑張る額っす。これ30年も続けて、ぶっちゃけ意味あるんすか?
その気持ちわかるよ。じゃあ今日は「実際いくらになるか」を数字で見てみようか。たぶん見た後、ちょっとやる気出るよ
数字で見られるのはありがたいっす。でも投資って増えたり減ったりするのに、計算できるんすか?
いい質問だね。だから「もし年利◯%だったら」っていう仮定を置いて試算するんだ。あくまで仮の数字、ってことは忘れずにね
なるほどっす!仮の数字って前提で、夢を見てみるっす。お願いするっす!
うん、一緒に見ていこうか。まずは「積み立てる元本」から確認しよう

僕も最初は「こんな少額で意味あるのかな」と半信半疑でした。インデックス投資に切り替えた当初は、無理のない金額からコツコツ始めただけ。正直、最初の数年は増えてる実感もほとんどありませんでした。
でも一度この手のシミュレーションで「30年後の数字」を見てから、気持ちが変わったんです。大事なのは毎月の額の大小より、長く続けられるかどうかなんだと腑に落ちました。今では積立額を増やして継続していますが、原動力になっているのは、あのとき見た「続けた先の数字」です。
まず大前提:30年で積み立てる「元本」はいくら?
シミュレーションの前に、運用ゼロ(増えも減りもしない)として、自分が出すお金の合計=元本を確認します。これはシンプルなかけ算です。
月3万円 × 12か月 × 30年 = 1,080万円
つまり、運用が一切なくても、30年間でこれだけのお金を「自分で」積み立てることになります。
この1,080万円が出発点。ここに「運用でどれだけ上乗せされるか」を、年利の仮定別に見ていきます。
シミュレーション:年利1%・3%・5%だと30年後はいくら?
毎月3万円を30年間、積立(ドルコスト平均法)で続け、運用益も再投資(=複利)した場合の試算です。年利はあくまで仮定の数字で、毎年きっちりその利率になるわけではありません。
| 年利(仮定) | 30年後の金額 | うち運用益 |
|---|---|---|
| 運用なし(元本のみ) | 1,080万円 | 0円 |
| 年利1% | 約1,259万円 | 約179万円 |
| 年利3% | 約1,748万円 | 約668万円 |
| 年利5% | 約2,497万円 | 約1,417万円 |
同じ「月3万円・30年」でも、年利が違うだけで30年後に1,000万円以上の差が生まれる可能性があるのが分かります。グラフで見るともっと直感的です。
年利5%だと、元本1,080万が約2,500万っすか!?倍以上っすね。なんでこんなに増えるんすか?
それが複利の力だよ。増えたお金がさらに増える側にまわるから、後半になるほど伸びが急になるんだ。次のグラフで「開いていく感じ」を見てみよう
後半で急に伸びるんすね。じゃあ早く始めたほうが得ってことっすか?
そう、時間こそが複利の燃料なんだ。だから「いつか」じゃなく「少額でも今から」が効いてくるんだよ
複利で「後半ほど伸びる」のをグラフで見る
下のグラフは、年利5%(仮定)で月3万円を積み立てたときの、元本(自分が出したお金)と、複利で増えた合計額の推移です。グレーの線が元本、緑のエリアが運用後の合計。2つの差=運用益が、後半になるほどグングン開いていくのが複利の特徴です。
最初の10年はゆるやかですが、20年・30年と進むにつれて緑のエリアが大きくふくらんでいきます。これは「増えたお金がさらにお金を生む」複利が、時間をかけるほど効いてくるから。つまり、続けた年数そのものが大きな価値を持つということです。長期でコツコツが王道と言われる理由が、ここにあります。
- 年利は仮定の数字。実際の運用は毎年プラスマイナスに変動し、元本割れする年もあります。右肩上がりの直線にはなりません。
- 計算を分かりやすくするため、税金・手数料・物価変動(インフレ)は考慮していません。実際の手取りはこれより少なくなります。
- 「30年後に必ず2,500万円になる」という意味ではありません。あくまでイメージをつかむための試算です。
でも現実は、こんなにキレイな右肩上がりにはならない
ここまでのグラフは、毎年きっちり同じ年利で増える前提で描いた、いわば「皮算用」です。でも実際の相場は、こんなになめらかには動きません。上がったり下がったりをくり返しながら、ギザギザに進んでいくのが現実です。
ポイントは、同じ「長期で右肩上がり」でも、途中には必ず大きく凹む局面(暴落)があるということ。シミュレーションの数字だけ見ていると、この「途中のしんどさ」が抜け落ちてしまいます。そして暴落のたびに怖くなって売ってしまうと、そこで損が確定し、その後の回復にも乗れません。皮算用が皮算用で終わる、いちばんの原因がこれです。
だからシミュレーションの金額より、実は大事なのが「下がっても売らずに持ち続ける力」=握力です。きれいなグラフの裏側には、必ず値動きのジェットコースターがあって、それに耐えて握り続けた人だけが、長期のリターンにたどり着けます。
- 下落は”想定内”と知っておく:暴落は数年に一度は来るもの。事前に知っていれば、慌てにくい
- 生活防衛資金を別に確保:当面の生活費を現金で持っておけば、暴落時に投資を取り崩さずに済む
- 頻繁に口座を見ない:毎日値動きを見ると不安になりやすい。自動積立にして”放っておく”のが続けるコツ

正直に言うと、僕の30年はまだ途中です。だからこの数字も「確定した結果」ではなく、僕自身が見ている目標のひとつ。でも、2020年のコロナショックで含み損を抱えたときに売らずに持ち続けられたのは、「長く続ければこういう形に近づくはず」というイメージを持っていたからでした。
シミュレーションの一番の価値は、金額そのものより「続ける意味を信じられること」だと思っています。数字はあくまで仮定。でも、その仮定を心の支えにして淡々と続けることが、結局いちばん結果に効くんですよね。まずは無理のない金額で「時間を味方につける」一歩を、踏み出してみてください。
数字で見たら、続ける意味がめっちゃ腑に落ちたっす!自分は月3万はキツいから、まず月1万から始めてみるっす
それで十分だよ。金額より続けることが大事だからね。月1万でも、時間をかければちゃんと複利は効いてくる
自分の金額でも試してみたいっす。簡単に計算できる方法ってあるんすか?
金融庁などが無料のシミュレーターを公開してるよ。毎月の積立額・年利・年数を入れるだけ。自分の数字でやると、もっとリアルに感じられるよ
やってみるっす!まずは無理ない額で、今日から時間を味方にするっす!
その一歩がいちばん大きいんだ。あとは時間が味方してくれるよ
まとめ|数字を一度見ておくと、続ける力になる
- 月3万円×30年で、積み立てる元本は1,080万円
- 年利の仮定別(複利)では、1%=約1,259万/3%=約1,748万/5%=約2,497万円
- 複利は後半ほど伸びが大きい=続けた年数そのものが価値になる
- 年利は仮定で、元本割れや変動もある。税・手数料・インフレ未考慮の試算という前提を忘れない
- 現実の相場はギザギザに動く。シミュの数字より、下がっても売らずに持ち続ける「握力」が結果を左右する
- 金融庁などの無料シミュレーターで、自分の積立額・年数で試してみる
- 金額の大小より、まず無理なく続けられる額でつみたて投資枠を始める
- いくら積み立てるか迷うなら 年収別の積立額の記事 も参考に
📱 「時間を味方につける」なら、NISAでの積立から
※積立投資は元本が保証された商品ではなく、元本割れの可能性があります。シミュレーションの年利は仮定であり、将来の運用成果を示すものではありません。
よくある質問(FAQ)
Q. 年利5%って、そんなに都合よく増えるんですか?
A. 毎年きっちり5%増える、という意味ではありません。ある年は+20%、別の年は−15%のように大きく上下しながら、長期で平均すると結果的に数%に収れんする、というイメージです。年利5%はあくまで「もし長期平均でこの程度だったら」という仮定。下落の年も必ずあり、元本割れの可能性もあります。
Q. 月3万円も出せません。少額でも意味がありますか?
A. あります。金額が半分なら結果もおおよそ半分になるだけで、複利の効き方(後半ほど伸びる構造)は同じです。大切なのは額の大小より、長く続けること。月1,000円から始められる時代なので、無理のない金額でスタートして大丈夫です。
Q. 税金や手数料を引くと、実際はもっと少なくなりますよね?
A. その通りです。今回の試算は分かりやすさのため税・手数料・物価変動を考慮していません。ただしNISAの中で運用すれば運用益への税金(通常約20%)がかからないため、課税口座より手取りは有利になります。信託報酬の低い商品を選ぶことも、長期では効いてきます。
Q. 30年も続けられるか不安です。
A. 一度に30年を考えると重いですが、実際は「毎月の自動積立を設定して、あとは基本ほうっておく」だけです。むしろ頻繁に売買しないほうが長期では報われやすいもの。暴落時の向き合い方は 暴落が来たときの記事 も参考にしてください。
※本記事のシミュレーションは、仮定の年利に基づく試算であり、将来の運用成果を保証・予測するものではありません。税金・手数料・物価変動は考慮していません。投資信託等は元本割れの可能性があり、投資判断はご自身の責任でお願いします。
詳細は 免責事項 をご確認ください。
最終更新日:2026年5月30日













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